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【親のいえ相談室#03】「これからのことは、一度で決めなくていい」

26.09.28 実家相談

母が亡くなり、父がひとり暮らしになってから、我が家でもこれからの暮らしや家のことを話す機会が増えました。

 

実はいちど、本格的に家を売る方向で動き始めたことがあります。

 

決めたらすぐに動き出したいせっかちな父は、家の中のものをどんどん片付け、自分でリサイクルショップに持ち込み、引っ越し先まで早々に決めそうになっていました。

 

私のほうが「ちょっと待って、まだ何も決まってないし、売り出してもいないよー」って止めるくらい(笑)

 

でも、そこまで進めてみたからこそなのか、いざ本当にこの家を離れることを考え始めると、父の気持ちは少しずつ揺れ始めました。

 

本当に手放してしまっていいのか。
ここを離れて後悔しないのか。

 

そして最終的には、「やっぱりこの家でできるだけ長く暮らしたい」という結論になり、売却の話はいったんストップすることになりました。
なんともまぁ人騒がせな父ですが、まだ売却活動をスタートする前の話なので、私以外誰にも迷惑をかけていないのがせめてもの救いですね😢

 

いま、当時を振り返ってみると、実は迷っていたのは父だけではなかったような気がします。

このまま一人で暮らして大丈夫だろうか。
住み替えたほうが安心なんじゃなか。
でも、本人がここにいたいのなら、それを大切にしたほうがいいんじゃなか。

…と、私も姉も迷っていました。

 

親の家のことって、一度話し合えば答えが出るものではないのだと思います。

親も迷うし、子どもも迷う。

一度「こうしよう」と決めても、やっぱり違うかもと思い直すこともあります。

 

我が家も一度はかなり本気で売却に向かって動きましたが、結局父は今もこの家で暮らしています。

 

あのとき売らなくてよかったのか。
これからもずっとこのままでいいのか。

 

正直なところ正解はわかりません。

でも、また折りに触れ父とは話し合っていこうと思っています☺️

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