「金利上昇時代に後悔しない住宅購入|安心・安全な返済額の決め方とは?」
最近、住宅ローンの金利上昇が話題になっています。
これまで長く続いた低金利時代に慣れている方にとっては、「こんなに上がるの?」と驚かれるケースも少なくありません。
特に、これから住宅購入を検討されている方や、これまで低金利しか経験されていない方にとっては、不安を感じやすい局面だと思います。
しかし、私たちのように長く不動産業界に携わっている立場からすると、現在の金利水準でも「まだ低い」というのが正直な感覚です。
だからこそ大切なのは、
“今の金利に合わせる”のではなく、“将来も見据えた返済計画”を立てることです。
■「いくら借りられるか」と「いくら返せるか」は違う
住宅購入のご相談でよくいただくのが、
「自分はいくら借りられますか?」というご質問です。
もちろん借入可能額を知ることは大切ですが、
それ以上に重要なのは
👉 「いくらなら無理なく返し続けられるか」
という視点です。
これは昔から言われていることですが、
私はさらに一歩踏み込んで考えるべきだと思っています。
■家賃基準だけで決めるのは少し危険
「今の家賃と同じくらいなら安心」
「あと数万円なら払えるからグレードアップしよう」
こうした考え方も、間違いではありません。
ただしそれはあくまで
👉 今の生活で払える金額です。
将来にわたって同じ収入・同じ支出が続く保証はありません。
■私が提案するシミュレーション方法
私がお客様にご提案する際は、
現在の金利ではシミュレーションを行いません。
例えば以前、変動金利が0.5%前後の時代でも、
私はあえて「1%」で試算していました。
そして現在であれば、
👉 「約2%前後」でシミュレーションすることが多いです。
これは、
✔ 金利が上昇しても無理なく返済できるか
✔ 将来の不安に耐えられるか
を確認するためです。
■本当に安心できる住宅ローンの基準
さらに大切なのはここからです。
私は、安心できる住宅ローンとは
👉 ご主人お一人の収入でも無理なく返済できること
(共働きの場合でも“片方だけ”で成立するか)
これが一つの大きな基準だと考えています。
そして理想は、
✔ 無理なく返済できる
✔ なおかつ毎月の貯蓄や投資もできる
この状態です。
■まとめ
住宅購入は「今の生活を基準にする」のではなく、
将来も安心して続けられるかどうかが最も重要です。
✔ 借りられる金額ではなく、返せる金額で考える
✔ 金利は“上がる前提”でシミュレーションする
✔ 片方の収入でも成り立つかを確認する
この3つを意識するだけで、
住宅ローンのリスクは大きく変わります。
住宅は「買うこと」がゴールではなく、
安心して住み続けることがゴールです。
そのためにも、無理のない資金計画を一緒に考えていきましょう。







