【2022年基準地価発表】名古屋圏は堅調なもよう
こんにちは。昭和くらし不動産のオグリです。
さて、昨日(9/20)2022年基準地価が発表されました。
基準地価とは、土地取引の際の目安とされる価格で、都道府県が主体となり不動産鑑定士の評価を踏まえて調査するもの。毎年7月1日時点の価格を対象としています。(発表は国土交通省が毎年9月ごろ行います)
みなさんがよく耳にする土地の価格としては他に
「路線価」「公示地価」などといったものがあると思いますが、これらはそれぞれ
調査主体や調査目的に違いがあります。
このあたりの詳細はまた別の機会に書かせていただく予定ですが、
ともあれ、昨日発表された「基準地価」では、
- 住宅地や商業地など全用途の全国平均が前年比0.3%上昇(3年ぶりのプラス)
- 住宅地の全国平均は前年比0.1%上昇
- 商業地は0.5%プラスで3年ぶり
- 東京、大阪、名古屋の三大都市圏は住宅地、商業地すべてがプラス
と全国的な評価上昇傾向がみられます。
特に、私たちが主な商圏としている名古屋圏は特に商業地の上昇率が2.3%と三大都市圏で最も高く、9月21日付の日本経済新聞では「コロナの影響がいったん収まったことに加えて東京圏大阪圏よりもインバウンド需要がもともと少なく地価への影響が小さくふみとどまった」と分析されています。
住宅地では名古屋の校外・東海市の上昇率が5.6%と非常に高かったようですが、名古屋市内の住宅価格が高騰していることの影響かもしれませんね。
こういった発表や報道は、当然ですがお客様の心理に大きく影響します。
売主様が様子見の姿勢になり、供給が滞るのが心配です。
これからの市場にまたまた注目です👀