「0.3025」ってなんの数字かご存じですか?
不動産に興味のある方に、もしかしたら役に立つかもしれない豆知識!
お時間ありましたらぜひご一読ください☆
早速ですが、「0.3025」
これ、何の数字かご存じでしょうか?
ピンとくるのは不動産屋だけかもしれませんね。。
不動産の面積を表す単位としていちばんのお馴染みは「㎡(平方メートル)」
もうひとつよく用いられるのが「坪(つぼ)」
1坪は約3.3㎡
「約」とつくのは、坪表記は日本古来の尺貫法に基づいていて、
「㎡」はメートル法に基づいているため、サクッとした互換性がないからです。
私たち不動産屋は、㎡と坪の両方を場面で使い分ける必要があるため、
しばしば㎡を坪に、または坪を㎡に表記しなおします。
その時に使う数字が 「0.3025」
例えば、100㎡を坪に換算するとき…
3.3㎡が1坪だから、と「100÷3.3」とはせず、
「100×0.3025」で算出するのが不動産屋的計算法
上記の計算、結局どちらも 30.30坪なのでどちらでもいいのかもしれませんが、
0.3025を掛け算して坪に換算していたらかなり通っぽいかもしれません。
ついでの余談ですが、
不動産の購入を検討している方に広さのご希望をお聞きすると、
マンションをお探しの方は ○○㎡くらいで… と仰り、
土地をお探しの方はたいてい、○○坪くらいで… と仰います。
畳の部屋の広さは㎡ではなくてやっぱり「帖」。
この使い分けなんだか不思議だなーと思いますが、日本人が尺貫法とメートル法を器用に使い分けてる証拠ってことなのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!