日経新聞にて住宅ローンに関して気になる記事が
昨日の日経新聞より
住宅ローン膨張220兆円
日本、資産価値伸び悩み金利上昇にリスク
と言った記事が掲載されていました
簡単に言うと、住宅ローンの残高が増えているが資産価値が伸び悩んでいるので今後金利が上昇した場合に支払いが厳しくなってしまった方が家を売却したくても売却すら出来ない方が増えるといった内容です
※現在もこのようなお困りの事の救済活動で任意売却を行っています
通常の不動産売却は(住宅ローンを利用されている場合)売却時に住宅ローンを完済する必要があります
現在は物件価格の100%や諸費用までお借入れされている方が多くなっています
住宅の資産価値が上がっている時は仮に物件価格の100%で融資を受けていても購入時よりも価格が上がっていますので売却すれば住宅ローンは完済できます
しかし多くのエリアは資産価値が伸び悩んでいます。土地の価格が横ばいでも建物は減価償却され価格が目減りしています
ここに住宅ローンの金利が上がってしまうと返済が厳しくなってしまい、売却をしたくても住宅ローンが完済できずに売却すら出来ないケースが増えてしまいます
※手持ち資金があれば別ですが、そもそも資金がある方は売却を検討しないと思います
金利上昇については色々な意見があります
一つの山場は来年の日銀総裁の交代だと言う方もいます
特に全体の7割以上と言われている変動金利を選択されている方は影響が出ます
これも考え方次第ですが、今の低金利の内に固定金利に切り替えるのも一つの選択ではないでしょうか
それと大事な事は資産価値の目減りが少ない住宅を選択する事です
そう言った意味でも、ある程度減価償却が進んだ中古住宅はお勧めです
不動産の購入も売却も「昭和くらし不動産」のご相談下さい