不動産トラブル・先日のご相談

今日は不動産トラブルについて
不動産は高額であるがゆえに一度トラブルが発生すると時間も労力も取られてしまい最悪は損害金まで発生する場合も・・・
今回、ご相談があったのは損害金が発生するほどの問題ではありませんでしたが、所有者の方は大変悩まれていました
元々はご実家の隣地の事でした
こちらのお客様は以前、エステイト・リングにて不動産を売却されたお客様です
ご実感は名古屋市内にあるのですが、まだどのようにするのか決めかねており現在は更地の状態です
その実家のお隣が売却される事になったようでした
確定測量にも立ち会われました
そして暫くたった時に不動産会社から「隣地で家を建てる人の要望で同意書を頂きたい」とご連絡があったそうです
同意書の内容は
土地の間口が狭いので民法で定められている隣地境界から50cmではなく、敷地20cmまで家の建築を認めて欲しいと言った内容でした
その同意書についてご相談がありました
お客様の不信感は、不動産会社からの当たり前のように同意書に印鑑を押してくれと言われた事にもありました
そこで私にご相談があったのですが
私がお客様にお伝えしたのは
・今後の土地をどうするのか
例えば将来的に家を建築するのであれば、お隣の家が必要以上に接近しているのはメンテナンスや窓との距離など支障をきたす場合があるという点
屋根が近くなれば影だけではなく雨水の問題も出てくる可能性がある事などです
街に出れば50cmあけずに家を建築されている所を見かけますが、よくよく将来的な事を踏まえて同意された方が良いです
それなりに意味があるので民法で50cmを離すように定められています
特に相隣関係はトラブルになるとお互いが住みづらくなってしまいます
今回は他社の話でしたので一応の注意点だけお伝えし、後はご本人様が決断されます
不動産は安易な気持ちで了解した事で後々後悔する時もあります
不動産に関するお困り事はエステイト・リングにご相談下さい