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【不動産を初めて売る方に vol.6】売却を依頼する不動産会社はどう選ぶ?

22.06.29 不動産売却のこと

【不動産を初めて売る方に vol.6】

「売却を依頼する不動産会社はどう選ぶ?」

 

不動産を売却するとき、その主体となるのはもちろん所有者である売主様ですが、

サポートをする不動産会社の働きの良し悪しも契約の成否に大きく関わります。

どんな視点で依頼先を決めたらいいのか、ご参考になさってくださいね!

 

【大手か中小か?】

かつては、広告宣伝費と顧客の多い大手業者が販売に強いとされていましたが、今や販売活動はネット広告が中心で、購入者はいつでも直接物件情報を収集できるようになっています。

つまり、どこかの不動産業者の顧客リストに登録しなくてもタイムリーな情報が閲覧できるのです。

しかも、ネット広告は紙媒体に比べて非常に安価なので、過分の費用をかけられない中小の不動産業者でも十分な広告活動が可能になりました。

会社の規模による差はほとんどありません。

 

【高く査定してくれた不動産屋が一番いいの?】

不動産査定は、客観的なデータをもとに不動産業者が「住まいの価値」を調査し、価格の提案をすること。

あってはならないことですが、ここに不動産業者の「欲」がミックスされてしまうことがあります。

つまり、「高く査定してお客様を喜ばせて、仕事をもらっちゃおう」という欲。

誰しも、自分の住まいに価値があるといわれれば嬉しいものです。

そんな気持ちがうまく利用されてしまっていないか、高値の査定はその根拠を提示してもらい、冷静に判断することが大切です。

 

【物件に近い不動産屋か、自分に近い不動産屋か?】

すでにお引越しを済ませて空家になっている場合、物件に近い不動産屋か、自分の今の住まいに近い不動産屋か迷うこともあるかもしれません。

自宅に近い会社なら相談に出向きやすいし、その後対面の手続きが必要になったときにも便利…ですが、この場合はやはり物件に近い不動産屋を選ぶほうがいいかもしれません。

物件に近い不動産屋なら近隣環境をよく知っていますし、その地域の購入者の傾向や属性についても詳しいはずです。

 

…ほかにもいろいろな比較項目があり、絶対的な基準があるわけではないのが悩ましいですよね。

私たち不動産業者は選ばれる側なので、本当はアドバイスするような立場ではないかもしれません(笑)。

手前味噌になりますが、弊社の場合これまでご依頼いただいた売主様にお話を伺うと、最終的な決め手は「信頼できると思ったから」と仰っていただくことが多いです。

しかも、そう思っていただけるお客様の不動産は不思議と早く高く売れるものなのです。

会社の規模や物件からの遠近を問わず、大事なのは営業担当者への信頼と安心が感じられるか、なのかもしれませんね。

皆様も是非、信頼できる良い営業担当者との出会いがありますように。

 

【今日の結論!】

売却を依頼する不動産会社を選ぶときは、会社の規模や物件からの距離にこだわらず、営業担当者の姿勢や熱意がパートナーとして信頼できるものかを見極めることが大切。

決して欲やお世辞に惑わされぬよう冷静な心で向き合ってください。

 

 

【不動産を初めて売る方に vol.5】不動産にはいろいろな価格が存在します。

22.06.08 不動産売却のこと

【不動産を初めて売る方に vol.5】

不動産にはいろいろな価格が存在します

 

…といってもよくある「路線価」とか「基準地価」とかという難しい話ではありません。

不動産を売る方にとっては、より身近で販売中によりよく聞く言葉5撰。

ぜひ今一度ご確認頂けたらと思います。

 

『査定価格』

 先日の投稿で解説いたしました通り、これは

 「中古市場の取引相場や動向を考慮した上で、不動産業者が客観的にその不動産の価値を評価したもの。その価格で売りに出した場合、おおむね3か月以内に成約するであろう価格」のことです。売主さまが価格を決める際の目安となる価格です。

 

②『売却希望価格』

 読んで字のごとく、「不動産の売却にあたり売主さまが希望する売却価格」のこと。大切な資産の売却ですから、もちろんなるべく高く!がご希望でしょうが、できれば最低限でもこのくらい、という心づもりもお決めいただいておくと、買主様との価格交渉にも慌てずに済むのではないかと思います。

 

③『売り出し価格』

販売を開始する際の最初の販売価格のこと。①「査定価格」と②「売却希望価格」を考慮して、売主様ご自身が決定します。

不動産業者と結ぶ「媒介契約書」にもこの価格が明記されています。

 

④『購入希望価格』

これは購入希望者が提示するもので、通常は「購入申込書(買い付け証明書)」に明記されています。この金額にしていただけるなら購入します、という購入希望者からの積極的な意思表示です。

 

⑤『成約価格』

売買契約書に明記される、不動産の売買価格のこと。購入の申し込みを経て、売主様・買主様の双方が合意した価格です。

※いったん合意してからの変更はトラブルのもとにもなりかねませんので、決定の際には十分な検討が必要です。

 

…いかがでしょうか?

販売のプロセスによって呼び名が変わるのが、不動産の価格。

当事者になったらしっかりと把握し押さえておいて頂きたいです。

 

どの価格の決定も主体者は売主様(または買主様)ですが、そのサポートをするのが「不動産業者」。

そんな相棒とも言えるサポート役、どんな視点で選んだらいいのか。

後日の投稿で少しお話させて頂きたいと思っています。

 

【不動産を初めて売る方に vol.4】売却の第一歩は「価格査定」から

22.06.06 不動産売却のこと

【不動産を初めて売る方に vol.4】

不動産売却の第一歩は「価格査定」から!

不動産を売りに出そうと考えたとき、一番気になるのは「いくらで売れるのか?」ですよね。

そして多くの方が「少しでも高く売りたい」と願うもの。

しかし、不動産の市場には取引相場や購入者の意志動向が存在するため、売主の一方的な都合や希望で決められた価格がそのまま通用するとは限りません。

そこで大切なのが、不動産業者が客観的なデータをもとに「住まいの価値」を調査・提案する「価格査定」です。

 

「価格査定」は、不動産業者がこれまでの取引相場や最近の市場動向を考慮し、売主が売り出し価格を決定するための目安として妥当な価格を提案すること。

その価格で市場に出した場合に、おおむね3か月以内に成約することが見込めるであろう価格をご提示するのが一般的です。

 

「価格査定」というと、

「不動産会社が住まいを評価して売り出し価格を決めること」と思われがちですが、査定はあくまで客観的な評価をお知らせするものであり、「この価格でしか売れません」もしくは、「この価格なら絶対に売れます!」と断じることではありません。(こんな営業担当がいたら要注意です)

また、不動産業者が「査定」で算出する価格はあくまで「過去に基づいた未来の予測値」であり、ご提案です。

実際に売り出し価格を決定する権利は売主様にあることもどうぞお忘れなく、不動産業者にご希望をぶつけていただくと良いと思います。

 

今日のまとめ

『不動産の価格査定は、「おおむね3か月以内に成約するであろう価格」を不動産業者に客観的に調べてもらうこと』…でした。

 

 

 

【不動産を初めて売る方にvol.3】査定には、これご準備ください

22.05.31 不動産売却のこと

【不動産を初めて売る方にvol.3】

不動産を売却するとき「いくらくらいで売れるのか?」はとても気になるところ。

客観的に評価される住まいの価値を調べるのが、不動産業者による「査定」です。

 

「査定」の際には、売却したい不動産に関する資料が必要です。

依頼される不動産業者の視点から、ご用意いただくとありがたいものを下記にピックアップしました。

査定依頼前にご準備いただくと当日がとってもスムーズです。

<土地・戸建・マンション共通>

・登記済証(いわゆる「権利書」)または、登記識別情報通知書

・購入時の売買契約書・重要事項説明書

・物件に付随する覚書(売却後にも引き継がれる事項があれば…)

<土地・戸建の場合>

・土地の実測図(確定測量図・現況測量図)

・建築確認通知書・検査済証・建築協定書など

・建築工事検査済証

・新築時の設計図書・仕様書・設備表など

<マンションの場合>

・新築分譲時のパンフレット

・管理規約・使用細則など

・総会資料

<戸建・マンションの場合>

・修繕やリフォームの履歴(修繕時期と修繕内容) など。

 

…いかがでしょうか?

聞きなれない書類もあるかと思いますが、たいていのものは購入もしくは新築時に受け取った書類の束のどこかに入っていることと思います。実際、わからないからこの中から探して!とファイルごとお渡し頂くこともしばしばです(笑)

これらの書類がないと査定できない、というものではありませんので、見つからなくてもご心配なく。

たとえ権利書がなくても売却の方法はありますので、査定時に不動産業者にご相談ください。

 

☆昭和くらし不動産(エステイト・リング)は不動産の売却が得意な名古屋の不動産会社です☆

お家を売却中の方必見!「お家の印象アップ術」だれでもできるコツ3つ

22.05.20 不動産売却のこと

今日は、ご自宅を売却中の売主様にぜひ知っておいていただきたい

「お家の印象アップ術」をご紹介☆

 

1お家の印象は「玄関」で決まります!

 人間の第一印象が顔で決まるのと同じように、お家の印象は「玄関」で決まります。どんなに新しくておしゃれな家でも、靴が所狭しと並び、傘が出しっぱなしの玄関は買主様をガッカリさせるものです。

 靴はぜんぶ下駄箱に、傘はたたんで傘立てに。お子様の遊び道具はなるべくひとまとめにして脇に寄せて。

明るくすっきりした玄関でお客様をお迎えして差し上げて下さい。

 

2.買主様は意外と気にしています…お部屋の「におい」!

住んでいると気づかないものですが、買主様は家のにおいにとっても敏感です。生活の場ですから全くの無臭というわけには参りませんが、ご見学の方がいらっしゃる前にはしっかり換気しておいてください。

芳香剤は好き嫌いがありますので強いものは控えていただいたほうがいいかもしれません。置いていただくのなら、ほんのり石鹸のような香りがおすすめです。

 

3.ダイニングテーブルとキッチンシンクは「空」にしておいて!

 買主様は新しい生活をイメージしながら見学にいらっしゃいます。なるべく生活感のない状態で見ていただけることが大切です。

ダイニングテーブルに乗ったままの食器(カップ・グラスも)やシンクにたまった洗い物にはかなりの生活感が漂うもの。

ぜひ食器は洗って食器棚にしまっておいてください。

 

…いかがでしょうか?

ほんとうにわずかなことですが、するとしないとでは印象が大きく変わります。

時間に余裕のある方にはもう少し本格的な整理整頓をアドバイスさせていただいていますが、

お忙しい方はこの3点、ぜひ実践してみてください!

昨日立ち寄った名古屋市北区の名城公園。

バラ園がとてもきれいでした。

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