Menu

ニュースNEWS

【役立つかもしれない豆知識】「旧土地台帳」ってご存じですか?

23.11.13 役立つかもしれない豆知識

こんにちは。昭和くらし不動産のオグリです。

 

さて先日のことですが、販売のご依頼をいただいている土地建物の調査で法務局を訪れて、「旧土地台帳」の写しを頂いて参りました。

「旧土地台帳」ってあまり聞きなれない言葉だと思います。
実際、不動産仲介の仕事を長年やってきている私たちでも取得する機会はごくまれなこと。どんなものかというと…

 

明治時代から昭和20年代頃まで使用されていた、土地の所有者等の情報を記録した台帳のこと。1873年の地租改正(歴史の授業を思い出しますね!)に伴い、土地の所有者には一定の税率で税金を納める義務が生じましたが、それを管理するために作られたのが「土地台帳」です。課税のための台帳だったんですね。

その後の税制改革で、課税は税務署が取り扱うこととなり、台帳は登記情報の記録として法務局で保管されるようになったそうです。

 

土地の所有権に関する情報は、法務局で取得する「登記簿謄本」(履歴事項全部証明書)である程度さかのぼることができ、合筆(複数の土地を統合すること)によって地番が消滅している場合は「閉鎖登記簿」で調査することができます。
それ以前の情報が必要となった時お世話になるのが「旧土地台帳」なのです。

 

台帳はもちろん手書き。しかも達筆!所有者の情報のほかに「質入」なんていう記載もあり、土地を担保に金銭の借り入れをする、今でいう抵当権のようなものが明治の時代からあったのかな、と窺えます。

 

ちなみに「旧土地台帳」は法務局で手数料をお支払いすればだれでも閲覧が可能。
ご興味のある方は…なかなかいらっしゃいませんね、きっと(笑)

 

安全な住宅ローンについて②

23.10.17 役立つかもしれない豆知識

今回は安全な住宅ローンについての二回目

 

前回は住宅ローンのシミュレーションについて説明させて頂きました

 

今回は安易に変動金利を選択された時のリスクについて説明します

 

現在、多くの方が変動金利を選択されています

しかし、中には変動金利の仕組みをキチンと理解されずに選択されている方もいらっしゃるようです

 

元々、変動金利を選択される方は資金に余裕がある方が選択されると言われていました

年に2回の見直しがあり、上昇局面になった場合の返済額にも対応できる方です

 

しかしここ数年(実際には数十年ですが)変動金利は変動が少なく固定金利を超えていません

このような理由から変動金利を選択する方が増えていると思われます

資金的に余裕がある方は金利上昇時にも対応可能ですが、返済しやすさや、借入金額を増やす為に変動金利を選ばれた方です

勿論、これまでの返済額に余裕がある場合は良いのですが、変動金利の返済額だけで住宅ローンを判断し家を購入された方は上昇局面では返済が厳しくなってしまう場合も出てきます

 

これから住宅ローンを利用される方は変動金利の選択が間違っている訳ではありません

変動金利の仕組みやリスクを理解した上で変動金利を選択して下さい

 

先日の日経新聞でも金利については意見が分かれています

 

どうか安心・安全な住宅ローンをご利用下さい

 

住宅ローンについてご不明な点がございましたら

いつでもエステイト・リングにご相談下さい

 

 

 

 

 

 

 

安心な住宅ローンについて

23.10.13 役立つかもしれない豆知識

今日は住宅ローンについて

 

最近は日銀の利上げなどの報道もあり住宅ローンの金利が注目されています

 

既に今年は固定金利は上昇局面にあり、利用者が多い変動金利も何時金利が上がるのか注目されています

 

そこで今回は私がいつも提案している住宅ローンについてご説明します

是非ご参考にして下さい

 


 

安全な住宅ローン

 

購入相談の中で住宅ローンについて、ご質問やアドバイスを求めらる事が多々あります

多いご質問が変動金利か固定金利、どっちが良いのかについてです

 

正直、今の金利であれば変動金利と固定金利では変動金利を選択される方が多いと思います(実際に住宅ローン利用者の約7割強の方が変動金利を選択されています)

実際、私も変動金利をお勧めする事がありますが問題はその選び方です

 

ご存知のように変動金利は年に2回金利の見直しがあり変動する場合があります

しかし、ここ数年はほとんど変動がなく低金利で推移していますので変動金利のリスクを感じる方が少なく選択される方が増えています

それでも変動リスクがない訳ではありません

 

きちんと変動リスクを把握した上で変動金利を選択するべきです

 

方法は簡単です

 

まず利用したい住宅ローンの額を利息2%程度で試算します

この利息2%は、ここ数年固定金利の利息が到達していない利息です(優遇後の金利を含めて)

ここで算出された返済額が無理なく返済できる金額であれば、変動金利選択後の金利上昇時にも破綻される事はないと思います

 

そしてもう一つ

 

実際に返済が始まったら、変動金利の返済額と先程算出した金額の差額を住宅ローン返済用に貯蓄しておく事をお勧めしています

 

固定金利が変動金利よりも金利が高いのは利息が変わらないからです。言い方を変えれば差額分は変わない事への保険代と言えます

万一、金利が上昇しても貯蓄したお金でカバー出来ますし、ある程度貯まったら、繰り上げ返済に回す事も出来ます

 

ここまで試算して変動金利を選択した場合は住宅ローンで破綻する事はないと思います

 

次回は安易な検討で変動金利を選択した時のリスクについてご説明します

 

 

日経新聞にて住宅ローンに関して気になる記事が

22.11.07 役立つかもしれない豆知識

昨日の日経新聞より

住宅ローン膨張220兆円
日本、資産価値伸び悩み金利上昇にリスク

と言った記事が掲載されていました

簡単に言うと、住宅ローンの残高が増えているが資産価値が伸び悩んでいるので今後金利が上昇した場合に支払いが厳しくなってしまった方が家を売却したくても売却すら出来ない方が増えるといった内容です

 

※現在もこのようなお困りの事の救済活動で任意売却を行っています

 

 

通常の不動産売却は(住宅ローンを利用されている場合)売却時に住宅ローンを完済する必要があります

現在は物件価格の100%や諸費用までお借入れされている方が多くなっています

住宅の資産価値が上がっている時は仮に物件価格の100%で融資を受けていても購入時よりも価格が上がっていますので売却すれば住宅ローンは完済できます

しかし多くのエリアは資産価値が伸び悩んでいます。土地の価格が横ばいでも建物は減価償却され価格が目減りしています

ここに住宅ローンの金利が上がってしまうと返済が厳しくなってしまい、売却をしたくても住宅ローンが完済できずに売却すら出来ないケースが増えてしまいます

※手持ち資金があれば別ですが、そもそも資金がある方は売却を検討しないと思います

 

金利上昇については色々な意見があります

一つの山場は来年の日銀総裁の交代だと言う方もいます

特に全体の7割以上と言われている変動金利を選択されている方は影響が出ます

これも考え方次第ですが、今の低金利の内に固定金利に切り替えるのも一つの選択ではないでしょうか

それと大事な事は資産価値の目減りが少ない住宅を選択する事です

そう言った意味でも、ある程度減価償却が進んだ中古住宅はお勧めです

 

不動産の購入も売却も「昭和くらし不動産」のご相談下さい

 

 

今日は安心して住宅ローンを利用する為に大事な事をお伝えします

22.11.05 役立つかもしれない豆知識

昭和くらし不動産のヤマダです

おかげさまで11月になり沢山のお問い合わせを頂いています

ほとんどのお客様が住宅ローンを利用されますが昔と比べて今は選択肢が増えていますので、どこの銀行で借入れするのか・変動金利か固定金利かなど悩みが多いようでご相談される事も多いのです

今回はそんな住宅ローンのついて私見ですがアドバイスを少しだけご紹介します

安心な住宅ローン

特に変動金利を選択される方にお伝えしたい内容です

今は住宅ローンを利用される方の約70%以上の方が変動金利を選択されています

今の低金利であれば納得なのですが変動金利のリスクは年に2回の金利の見直しです

よく変動金利を利用されている方は金利上昇時には早目に固定金利に切り替えると言われますが住宅ローンの金利は一般的に固定金利が先に上がってしまうのでリスクヘッジにならない場合が多いと思って下さい

まずはここを理解した上での住宅ローンの注意点ですが

 

利用する時に金利上昇時にも無理なく返済出来るかがポイントです。当たり前の事ですがここをキチンと検討して下さい

 

そこで私がおすすめするのが返済シミュレーションを行う時に金利を2%で試算する事です

 

2%でも返済が厳しなければ借入額は問題ないと思います

長期返済の住宅ローンは完済までの間に色々な節目があります。お子様の進学やご自身の定年など

 

完済できて初めて本当のご自身の家とも言えます

 

最初にリスクヘッジをしておく事が安心な住宅ローンを利用すう秘訣です

 

 

 

google mapへ移動